ワッショイ黄太郎〜週末お祭りハンター〜

週末お祭りハンター ワッショイ黄太郎。日本の盛り上がれるお祭りに潜入参加します。

【福島 松明あかし】3トンの巨大な松明を燃やしまくる日本三大火祭り

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福島県須賀川市にて長さ10m重量3トンの松明を数十本、一気に燃やすこの祭り。壮大な光景であるが、その成り立ちは戦国のドラマがあった。

松明あかしとは

420年前の昔、伊達政宗の時代 に遡る。伊達軍が須賀川城を居城とする二階堂氏を滅ぼした。その戦いで戦死した人々の霊を弔うためことが由来である。

また、日本三大火祭りの一つに数えられているのだ。

(日本三大火祭りにどの祭りが入るかは諸説ある)

須賀川市観光協会に参加できるか電話してみた

電話番号はその土地の観光課のホームページに大概載っているので、いつもまずは電話してみる。今回も須賀川市観光協会に早速電話。すると、そもそも参加型の祭りなのか、撮影ができるのか、詳しく教えてくれた。

結果、参加可能!

松明の持ち手として参加するなら撮影も可能という申し分ない回答であった。観光協会の方、ありがとう!

参加させてくれる団体も紹介してくれたぞ。優しい!須賀川市観光協会

松明は運んで、燃やす

現地には、開催日11月11日の13時までに集合と聞いていたので、東京から車で3時間ほどかけて、時間厳守で向かった。

紹介された「松明をもりたてる会」公民館に到着すると、受付が設けられていた。

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受付を終えると半纏と手ぬぐい・軍手などがもらえるぞ!

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早速半纏に着替える!横にいるのは松明をもりたてる会の佐藤さん

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公民館から松明が立てられる会場までは、みんなで松明を担いで運ぶので、それぞれの荷物は公民館に預けて会場まで車で運んでもらう。

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いざ、松明を担ぐ

重さ3tの松明を約100人の運び手たちで会場である五老山まで運ぶのだ。

松明の大きさはこんな!長さ10mくらい!

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▼運び方のレクチャーもあるからそこは心配いらなかった。

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いざ、担いで見るとこんな感じの視点

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1時間ほどかけて、五老山に向かう。途中休憩もあり、甘酒や飲み物類が振舞われる。神輿系の祭りは必ずこの休憩の類があるのだが、そこで何が出るかというのも一つの楽しみ。

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五老山に着いたぞー!この場所直前は坂道なのだが、3tの松明をみんなで抱えて登るのはいいワークアウトになるぞ。

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松明を画像右下の杭にぶっさして直立させるのだ。

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松明は一気には直立しないのでみんなで少しずつ下から押しあげるのだ。

脚立や棒を使って徐々に角度をつけていく。

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全松明に着火!辺りが炎に包まれる

さあ待ってました!松明の着火。毎年大体18時ころに始まる。

この時期の福島の気温は一桁台なので、日が落ちるとかなり寒い。炎が待ち遠しい気分になってくる。

松明に人が登り、いざ着火。

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着火すると一瞬で燃え広がる!まだこの時点では1本しか燃えていない。

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1本の着火を皮切りに続々と着火されていく。

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画像を見るとわかると思うが、松明あかしはこの地域の中学校が1つずつ松明を立てているのだ。〜〜中学校と松明に書かれている。

そして、中学生たちは松明が燃えるのを応援するのだ!そう、松明を応援する!!

松明を応援するというのは変な感じがするがこの地域はそれが伝統なのであろう。
中学生たちはその中学ごとの半纏を着て、応援団のように応援する。
応援合戦である!

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サイリウムまで取り出して応援している中学校もある笑

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応援に答えるかのように轟々と燃える松明たち。

ピークになると30mくらい離れていても、顔が熱いレベルだ。日本三大火祭りの威力半端じゃない。

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消防隊もいるので燃え広がりは心配いらない

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燃え終わりの松明を見つめる、お世話になった佐藤さんの背中がいい味を出す。

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松明あかしは参加した方がお得!

松明あかしは、担ぎ手でない一般の観客は50~100mくらい離れて見ることしかできない。

しかし、参加すると危険を感じるレベルで祭りのアツさを感じることができる。ぜひ、誰でも参加できるので都合が合えば来年以降は参加して、肌で感じて欲しい。

松明が燃えるのも魅力であるが、中学生たちが松明を応援するという光景も他の地域にはないであろう不思議な魅力のある見所であるので注目だ!

 

▼松明あかし会場