ワッショイ黄太郎〜週末お祭りハンター〜

週末お祭りハンター ワッショイ黄太郎。日本の盛り上がれるお祭りに潜入参加します。

【鳥取 蛸舞式神事】股間から出血しお逝きになられたかと思ったでござる

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ネットに情報が全く乗ってない、この祭り。軽い気持ちで参加したら、危うく大事な股間がお逝きになられるところだったので、詳細をご報告したい。

とにかく場所が山奥。なのに祭りの起源が海にあり

ある日、Google画像検索でフンドシ姿の男が丸太に抱きついているというクレイジーな画像を目にした。

調べて見ると「鳥取西伯群」という場所で行われているという。

電話で問い合わせたら、東京からでも参加可能だよとのことであったので、大分でケベス祭りに参加した後に、夜行バスで急行した!

この祭りが行われる福岡神社(通称 蛸(タコ)神社)は鳥取市から車で1時間、岡山からだと車で2時間のところにある。

僕は福岡から岡山へ夜行バスで向かい、そこからレンタカーで向かった。

▼23:50福岡発→6:50岡山着の夜行バス。3列独立シートで悪くない。
 夜行バスを使うと宿と移動を兼ねるから一石二鳥なのだ。

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▼付近は一面の山・畑・山 

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祭りの起源は、この神社の起源による。

むかーし昔、ある王子が和歌山から船出をしたが、嵐で遭難してしまった。

するとこれを見た「タコ」たちが寄ってきて、王子を大凧に乗せて、岡山周辺へ運んだという。その後、王子は中国山脈を超えてこの神社の場所にきたのだとか。

▼祭り会場でもある神社に続く階段。神社には14時ころ到着した 

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▼14時ころから儀式が始まる。この儀式は、ふんどしの男たちが登場するわけではなく神妙な雰囲気で行われる。

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ふんどしへお着替えターイム!

みんなお待ちかね!ふんどしお着替えタイム!

おっちゃんから「はい、脱いで脱いで〜」の声がしたら、
パンツをガバッと脱ぐ。あとは現地のおっちゃんに一反(10m)のふんどしを巻いてもらうだけだ。

ふんどしの巻き方は覚えてなくても、どこの祭りでも現地のおっちゃんが手伝ってくれるので安心して参加されたい。

ふんどしを巻く様子を周りで見ていた、80歳くらいのおじいちゃんたちからは「やっぱり若え身体はええなあ」の声が・・! あれ?そういう場所に来ちゃったかと思いつつ「僭越ですっ!押忍!」と元気よく返す。

祭りではどこでも声出し・気合いが大事である。

▼後ろで笑うおじいちゃんたち

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▼ふんどしにハンコを押す、毎年参加しているおっちゃんたちはスタンプラリーの感覚で過去のハンコが押されてあった

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▼形式上のお神酒をいただき、口を清める

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まさかの回される役に抜擢!!

梁(はり)の上で回される役は、一人しかいない。年一度の開催で一人だけだ。つまり、それはそれは大役。

この役が決まるのは当日と聞いていたが、ふんどしに着替え終わるやいなや、「東京からわざわざ来たし、身体がしっかりしてるから君に決定!」という軽いノリで決定してしまった。

あれ、こんな決まり方でいいの? とはいえ、ジムとか真面目に行っててよかったなと心から思ったぞ。

決まったからには、やるのみ!いざ神事スタート。

▼本殿までダッシュ!

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▼丸梁はやすりがけしてあり、結構ツルツルだ

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まずは、氏子たちで、一人の男を「そーれ!」の掛け声と共に8回胴上げをする。これを4セットだ。8回というのは蛸の8本の足にちなんでいるとのことだ。

男たちが汗だくになって胴上げをする。

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続いて、この祭りのメインイベントである、丸梁回しである!

ワッショイ黄太郎、満を辞して登場。

とにかく、丸梁の上側に行けとの指示が。

普通の木を丸くしてあるだけなので、フツーに硬い。

これはなんか嫌な予感だ。

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回す役のおっちゃんたち「手と足で輪っかを作っておけば大丈夫。俺たちが落とさないから。皮は少し向けるかも

おいおいおい、聞いてないぞ!絶対怪我するやん!

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ワッショイ黄太郎「これって何回、回すんですか?」

回す役のおっちゃんたち「高速回転!高速回転!」

いやいや、答えになってないんだけどな...

太鼓の響と共に、スタート! 

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グルングルン〜

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下から上に回されるときに、右ワキと右股内側が強打されてめっちゃ痛い。

ふんどしは、股間にきつく巻きつけてあるのだが、木にぶち当たる衝撃から守ってくれないのだ!

こんなに痛いって聞いてないよ!

このとき、左側のキ●タマは、木と体の間にあった。この状態でゴリゴリやられる。

右側のキ●タマは若干右ポジにあったため、ゴリゴリの難を逃れていた。

「左側のキ●タマよ、おさらばだ」と左側のキ●タマに話かける。

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痛そうにしていると、下にいるおっちゃんたちは「いいことあるから!いいことあるから!」と言うだけで楽しそうに回している。

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こんな苦痛を味わうために、東京から700kmもかけてやってきたんだっけ?という疑問が湧いてくる。 

回されるのは8回転で1セット、これを4セット行う。

ようやく、ようやく4セット終了!

理由はわからないが達成感が込み上げてくる。股間はヒリヒリだ。多分血が出てるはず。

キ●タマの心配が頭の9割を占めているがみんなとハイタッチ!

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これが終わると、お神酒とお札をいただく。このときにクジ引きがあり、その年の福男が一人選ばれるのだ。

最後は氏子のみんなで宴会だ!

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そして、恐る恐る自分の肌を見てみると案の定腫れ上がっていたのだ。ワキ下と内腿は同じ状況である。

左側のキ●タマも2,3日痛かったが、なにより通常稼働出来たので、最悪の事態は逃れたことをお伝えしたい。

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蛸舞式神事の模様を動画でもどうぞ!

蛸舞式神事への参加方法

参加するには、蛸舞式神事が行われる福岡神社に電話する(0859-62-7065)が早いが、神社には人がいる時といない時があるので、確実なのは、伯耆教育委員会生涯学習室(0859-62-0712)に電話することだ。

ここに電話すると福岡神社に引き継いでくれるぞ。僕も実際そうしてもらった。

この祭りは地元のおっちゃんたちが非常にフレンドリーに迎えてくれるので、オススメだ!

開催日程&会場へのアクセス

開催日時:10月中旬(2017年は10月15日)14時から神事開始

福岡神社は鳥取市から車で1時間、岡山からだと車で2時間のところにあるぞ。